こんなやつもいる

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消えた後輩から1年


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消えた後輩 - こんなやつもいる

 

1年って早いなぁ…

しみじみ感じます。

 

消えた後輩の記事から丸一年。

 

今日は彼がいなくなってちょうど一年の節目です。

 

今でもはっきり覚えている。

2021年9月20日、祝日の月曜日。

少し暑い秋の日。

 

休むと連絡入れた上司も今はもう退職していない。

いろんなことが変わりました。

けれど彼が消えたという現実だけは変わらない。

結局所在不明のまま、未解決で時が過ぎています。

 

今でも、職場では

「どこにいったの?」

「いい人だったのに」

時々思い出したかのように、声が聞かれます。

 

私もやはり、ふとした瞬間に頭によぎる。

 

そしてたまたま今日シフトが休みになり、

なんか探してほしくて呼ぼれているような、

不思議な感覚に陥りました。

 

ただの家出なのか…。

けれど家出だと過程しても、不自然なことが多いと思うのが、個人的感想です。

いくらなんでもたったひとりの母親に何の連絡もなくいなくなるなんて…。

ましてや住んでいた部屋もそのままに、財布やスマホだけ持って出ていって、何ヶ月も生活できるのでしょうか?

(大学を出たばかりで貯金はなかったはずで、資金面も厳しい)

捜索願は出されているので、家出してどこかに行ったとしても見つかりそうです。

 

人ひとりがある日突然忽然と消えてしまう。

 

その現実に、恐怖を感じます。

 

そして時が経って、彼の存在すら忘れられてしまう。

わずかですが一緒の時間を過ごした者として、それもいたたまれないなと思います。

 

願わくば、とにかくどこかで生きていてくれさえすれば。

いつの日か消息が掴めることを、切に祈ります。

 

もしも再会がかなったら、仕事では厳しく接し過ぎてごめんなさい、と一言謝りたい。

社会人一年目ながら、成長してほしいこともあり細かいこと言いました。

そういう積み重ねが、もしかして彼を追い詰めていたのかも…と考えてしまうこともある。

もちろんパワハラみたいなことはしていないが、気をつけないと、繊細過ぎる人に対しては教えるにしても言い方とか配慮が必要だと、自分も学びました。

 

今どうしてますか?

元気にしていますか?

みんな心配してるよ。

 

どうかこの言葉が、彼に届きますように。

 

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