こんなやつもいる

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HSPの高い共感性の落とし穴


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HSP、という言葉を、聞いたことはあるだろうか?

繊細過ぎる人を表す言葉で、最近では本なども多く出版され、世の中での関心も高く、認知度も広まっている。

ネットで検索すると、HSPのチェックリストなどもいろいろ出てくるので、興味のある方はやってみてくださいね。

 

このHSP気質の人の特徴として、高い共感性がある。

他人の気持ちも自分のことのように感じるから、暴力的攻撃的なニュースや映像が苦手だったりする。

 

私自身、高いHSP気質だ。

振り返ると、幼い頃から周りの影響を受けやすかった。

空気を読み過ぎて、無意識のうちに周りの期待に応える行動や意志決定を行っていた。

おそろしいことに、他人の望みを自分の願望のように感じていたが、そのことに気づかずに、本心から自分がそう思っている錯覚におちいっていた。

 

そのためHSPの人は、周囲の環境が大切になる。

良くも悪くも吸収しやすいからだ。

前回の記事で悪口について書いたが、

他人の悪意さえずっとその渦中にいると、

共感して自分の気持ちのごとく感じてしまうことがある。

 

例えば、あるコミュニティの中で、

身近な人が誰かのことを悪く言っていたとする。

そうすると、別にその人に対して何とも思っていなくても、

共感してしまうがゆえに、徐々にその人のことを嫌になってしまう。

そんなことすら起こってしまうのだ。

 

もちろん人間だし、人の好き嫌いは多少なりともある。

それが本心なのか、誰かの影響なのかを見極める手立てとしては、

対象となる人と対峙した時の気持ちを感じることだ。

その人と1体1でいる時嫌なら本心、

1体1の時は何ともないのに、その人を嫌う誰かとその人と一緒にいると攻撃的になってしまうのは、

自分以外の人の気持ちになっている可能性が高い。

 

特に気をつけたいのは、依存性が高く相手をコントロールするタイプの人。

知らず知らずその人の思うツボに誘導されてしまいがちなので、気をつけてね。

 

自分の気持ちに正直になり、

自分の意志で決めた道を進んで行くためにも、

HSPの人は、他人との程よい距離感が大切ですね。

そして、ひとりの時間を大切に。

 

#HSP

#心を軽くする方法